男性ホルモンが出てない僕の理想の女性とは
A.セックスレス大歓迎な女性
男性ホルモンが出てない僕でも、普通に女の人を好きになります。
好きになったら、当然その女性とお付き合いしたいわけなんですが…。僕の場合、女性と付き合う際に気をつけなければならない事が一つあります。それは僕はセックスがしたくないということです。
そう、僕には性欲がないのでセックスをしたくないのです。でも世の中の大半の女性はセックスをしたいのが普通だと思います。この"セックス欲のギャップ"が悩みの種です。セックスしたくない僕と、セックスしたい女性が付き合っても、長続きしないですからね。
過去に一度だけ、奇跡的に女性と付き合ったことがあるのですが、付き合った直後に「俺セックスしたくないんだ」と告げたら、やっぱりフラれてしまいました。
というわけで、理想の女性は「セックスレスでも全然オッケー、むしろ大歓迎!」な人です。こんな女性、果たして見つかるのでしょうか…。
男性ホルモンが出てない僕に性欲はあるか?
A.ない
男性ホルモンが出てない僕に、性欲はありません。
男性ホルモンの補充療法をしていた時は、性欲が溢れでて止まらない状態になりましたが、補充をやめたら一切なくなりました。
性欲がないから、オナニーもしない
性欲がないので、性欲を解消する必要もありません。なのでオナニーをすることもほとんどありません。
ただ男性ホルモンが出ていない僕でも、オナニーをすると一応気持ちは良いです。なのでたまにする事もあります。今年は2回くらいしたかな。健康な男性のように、性欲が抑えきれなくなってする、ということはありません。
ただし、スケベ心はある
僕には性欲が無いんですが、スケベ心は普通にあります。例えば街で巨乳な女性が歩いていたら思わず見てしまいますし、女子高生のスカートが風でめくれていたらやっぱり見てしまいます。
考えてみればまだ第二次性徴を迎えていない子供でも、エロガキっていますもんね。多分、スケベ心は男性ホルモンに関係なく、男性である時点でDNAに組み込まれているのでしょう(適当)。
男性ホルモンが分泌されずに育った僕のちんこは一体どうなっているか?
男性は小学校高学年~中学生の時期にかけて第二次性徴期を迎えます。そうすると下垂体から性腺刺激ホルモンが分泌され、それによってちんこが大きくなったり、ちん毛が生えたり、精子が作られたりします。
では、下垂体の機能不全により男性ホルモンが分泌されずに大人になった僕のちんこはどうなっているか。ズバリ、"こどもちんこ"のままです。
普通の男性の第二次性徴期に起こる「陰茎の長大化」「陰毛の発生」「精巣の増大」などの現象を完全にスルーした状態で大人になってしまいました。従ってちんこは小学校時代から、ほぼ変化がありません。野原しんのすけのちんこみたいな感じです。
こどもちんこだと精子が出ないから、子どもが作れない
こどもちんこのまま大人になっても、日常生活を送るだけなら特に支障はありません。唯一の問題は、射精が出来ないことです。僕の体内では精子が作られていないので、射精が出来ないのです。常に弾切れ。
一応、イクことは出来て、イクとちんこがドクドクと波打ち、必死に精子を排出しようと努力してくれるのですが、残念ながら弾が入っていないので不発に終わります。いわゆるドライオーガズムってやつです。
体内に精子が無いので、子どもを作ることも出来ません。もっとも僕は自分の子どもを欲しいとは思っていないので、そんなに気にしては居ません。ただ両親にはちょっと申し訳ないなと思っています。
まとめ
- 男性ホルモン無しで育つと、こどもちんこを持つ大人になる
- こどもちんこでも日常生活に支障は無い
- ただし子どもは作れない
子どもの問題さえ気にならなければ、意外と不便はありません。あとは強いて言うなら、温泉に入るのがスゲー恥ずかしいってことくらいですかね。だって僕だけちん毛生えてないんだもん…。
男性ホルモンが出てないと、やっぱり超穏やかな性格になるの?
A.そうでもない
男性ホルモンの分泌量が多い男性は攻撃的・支配的な性格になると言われています。では、男性ホルモンが出ていない僕は超穏やかな性格なのかというと…そうでもありません。
僕は大別すれば穏やかな方だとは思いますが、周りの人と比べて群を抜いて超穏やか!という感じではありません。フツーです。僕と同レベルの穏やかさを持つ人は周りにもたくさん居ます。
性格の形成については、ホルモンの分泌量よりも人間関係など他要因の影響が大きい気がします。体感的には、ホルモン:その他=3:7くらいのイメージです(医学的根拠なし)。ホルモン分泌量は性格に多少影響するけど、全てではない、という感じ。
考えてみると、ほとんど男性ホルモンが分泌されていない幼稚園生の時にも、やたら攻撃的なヤツって居た覚えがあります。性格と男性ホルモンは、あんまり関係無いのかも?
男性ホルモンが全く出てない男性は、どんな外見になるの?
A.男らしさゼロの中性的な見た目になる。
実年齢より幼く見られる。
男らしさ皆無の中性的な見た目になります。基本的にはちゃんと男性として見られますが、極稀に「ボーイッシュな女の子」に勘違いされることもあります。
それから、実年齢と比較するとかなり幼く見られます。僕は今20代後半のアラサーなのですが、よく「大学生?」と勘違いされます。スーツを着るとまるで新卒のよう。
中性的&幼く見られる要因は主に4つあります。
1.肌がキレイ
アブラを分泌する男性ホルモンが出ていないので、アブラが全く出ません。おデコにあぶらとり紙を押し付けてもサラサラです。1日くらい洗顔をしなくても、問題なく過ごせます。
アブラが出ないから、ニキビなどの吹き出物も出来にくいです。多分、今までの人生で3個くらいしか出来たことないんじゃないかな…。
2.髪の毛がサラサラ
アブラが出ないので、頭皮が健康に保たれるせいか、髪の毛は同年代の男性と比べてもサラサラしています。ボディソープとかで適当に洗髪してもギシギシしません。便利。
ただ難点もあって、サラサラな代わりにコシがありません。だからワックスを付けたり、パーマをかけたりしても、長持ちしません。すぐ元通りになっちゃいます。
3.ヒゲが生えない
ヒゲがほぼ生えません。一応うっすらと産毛のような物が生えてくるのですが、細くて短いので目立ちません。
成人した時に、おじいちゃんからヒゲ剃りをもらったのですが、ぜんぜん使っていません…。ごめんよ、おじいちゃん。
4.体つきがヒョロい
169cm、48kgです。ヒョロヒョロです。
男性ホルモンが出ていないので、筋肉量が同年代の男性と比べると極端に少ないのが原因です。もちろん筋トレすれば、ある程度は筋肉を増やせるのですが、一般男性と比べると、やはり筋肉が大きくなりにくいです。
筋肉量が少ないので基礎代謝が低く、体脂肪が付きやすいです。体脂肪率は18~20%くらい。だからガリガリの芯に体脂肪のベールをまとったような妙な体つきをしています。どちらかと女性に近い体型で、あまりカッコイイものではありません…。
まとめると…
男性ホルモンが出てなくて、見た目の面で得すること
- 肌トラブルが少なく、肌がキレイ
- 髪の毛がサラサラ
- ヒゲが生えないので、青ヒゲなどの心配無用
- アブラが少なく、ヒゲが生えないので、清潔感が出しやすい
男性ホルモンが出てなくて、見た目の面で損すること
- 筋肉が付きづらいので、ガリガリの情けない体型になる
- 筋トレしまくっても、マッチョマンにはなれない
- 体脂肪が人より付きやすい
こんなところです。こう見ると割と便利なことが多いですが、筋肉量の少なさだけはちょっとデメリットですね。
イケメンだったら、小池徹平さんのような雰囲気になると思います。イケメンだったらね…。
なぜ男性ホルモンを補充せずに生きているの?
A.補充してみたら、性欲が爆発したりして、色々大変だったから
以前、男性ホルモン注射による男性ホルモンの補充を試したことがあります。しかし補充を開始したところ、不便なことがたくさん出てきたので、やめてしまいました。
1.性欲がパネェ!
一番ストレスだったのがコレ。男性ホルモンの補充を始めた途端に、性欲が爆発的に増えました。
当時は接客業をしていたのですが、男性ホルモンを補充する前は、女性のお客さんが来てもなんとも思いませんでした。しかし補充を始めてからは、女性が来る度に性的な目で見てしまうようになり、アソコは頻繁に勃ちまくり、まるで仕事に集中出来なくなってしまいました。
「やりてー!」という気持ちが、全ての事柄のトップに来てしまった感じです。
この時、風俗店の多さ・テンガの意義・チカンの気持ち…など、色んなことを理解出来た気がしました…。
2.頭がかゆくてたまらん!
男性ホルモンの補充を始めた途端に、フケが出るようになり、頭がめっちゃかゆくなりました。男性ホルモンによって皮脂の分泌が増えたのが原因です。頭が常にかゆいのが、たまらなくストレスでした。夏とか地獄。
3.顔がベトついて、テカリまくる!
顔がテカりまくり、やたら脂ギッシュでベトつくようになりました。これも皮脂の影響です。顔に脂のベールをまとったようで、とにかく不快感がすごい。高校生の頃、クラスメイトがやたらギャッツビーのあぶらとり紙を使っていた理由がわかりました。
あと肌トラブルも増え、ニキビなども出来やすくなってしまいました。
まとめると…
- やりてー!
- かゆい!
- ベトつく!
の三重苦に耐えられなくなって、男性ホルモンの補充をやめたという感じです。男って大変なんだね…。
そもそも、なんで男性ホルモンが出てないの?
A.10歳の時に、下垂体機能低下症という病気になっちゃったから
です!
下垂体機能低下症とは、下垂体の機能が低下する病気のことです(そのまま)。
下垂体とは、頭の中にあるホルモンの分泌を行うパーツのことです。このパーツにバグが発生して機能しなくなるのが下垂体機能低下症です。
下垂体がバグるとどうなるかというと、成長ホルモンや男性ホルモンと言った、色んなホルモンが分泌されなくなります。その為、飲み薬や注射で不足しているホルモンを補う必要があります。
僕は20代の男性なので、本来であれば男性ホルモン注射を打って男性ホルモンをガンガン補充しなければいけません。しかし色々と面倒なので男性ホルモンを補充せずに生きています。あえてね。
今のところ、この下垂体のバグを修正する方法が見つかっていない為、厚生労働省が指定する特定疾患(いわゆる難病)にも指定されています。
難病と言うと、なんだかすごく大変そうなイメージがありますが、下垂体機能低下症の場合はそうでもありません(もちろん個人差はあります)。基本的にはホルモンが分泌されないだけなので、薬や注射でホルモンを補充すれば、あとは健常者とほぼ同じように生活をすることが出来ます。
ちなみに日本には下垂体機能低下症の人が7000人くらい居るそうです。